>>> 自覚と精進を誓う一日となりました <<<
8月25日(日曜日)午前10時より関西地区6支院
「京都・高槻・和泉・大阪 ・ 神戸・淡路)で1年に1回、開催される
関西懇話会信教師研修会が52名の参加で開催されました。
開催場所は今年の担当支院である高槻支院で行われました。
当日、近畿地方は厳しい猛暑から一転して天候が不安定になり
朝方より大雨洪水警報が発令されるなど局地的な豪雨と共に都市部では
排水溝から水が溢れ出し道路が川の様になり、外出が困難な程の大雨に見舞われました。
しかし1年に1度の信教師の研修会とあって殆どの信教師の方が
予定通りに来られ「さすが信教師は自覚がある」と納得させられました。
研修会は本山講師、上田智淳上人導師の許、勤行から始まりました
続いて主管者、関哉法尼より講話があり、法縁60年を顧みられ御開山上人様や
日達上人様との御法の縁に感謝され、またエピソードも語られ
命ある限り法務に励まれる事を誓われていました。
続いて本山講師の上田智淳上人様よりご法話を拝聴致しました。
「続生活の指針」118頁より「釈尊と法華経と我等は一体なり」と
「提婆達多品第12」より涅槃の楽や、安穏の楽や、勝妙の楽など、法華経との
積徳の大切さと続ける事の功徳について御法話をお聞きしました。
ご法話の後、場所を研修棟に移して進められました。
研修棟では食法を読んで昼食を済ませた後、午後からは信教師の体験談で始まりました。
今年は和泉支院より新留公子様と京都支院より山本邦子様が体験発表をされました。
親の介護の体験談と悟り、そして交通事故で守護を頂いた体験談があり、
因縁や守護神などを悟りにかえて感謝しながら話されました。
体験談発表後は参加者からの感想や講評を熱心に聞かれていました。
次は座談会の時間です。研修会の楽しみでもあり情報交換の時間でもあります。
1つ「支院での役割とその悩み」、2つ「楽しい法座の進め方」、
3つ「施本の活用について」です。それぞれ5班に分かれ指名された座長さん、
書記によって進められました。どの班も限られた時間内ですが、
活発に意見交換や活動内容の紹介などがされた様です。
座談会終了後、進行役より5班の書記の記録から一部を抜粋して内容の紹介が行われました。
あっという間に閉会の時間となり、運営委員長より閉会の挨拶がありました。
「信教師は法師でもあります。自分の役割及び働きを自覚して信仰の仲間を増やす、
この御法、教えを伝えることが先師への御報恩謝徳ともなります。」と話され、
参加者一同、信教師としての自覚と精進を誓い合う一日となりました。研修会が終了し
参加者の皆さんが帰る頃には朝の悪天候から一変、明るい青空が見え始めていました。
( 通 信 員 )